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暗黒の二年間 9 [音楽]

さて、読者のみなさん。今日は2011年7月19日。
久しぶりに良く雨が降る、涼しい日になりました。
サキちゃんやサトくんも、今日はもう帰って来ました。
もうすぐ夏休みですね───。



僕はこのブログの管理者として、この回想編「暗黒の二年間」のお話の途中で、これまでの経緯を少し、整理する必要があるようです。二年間の無更新にもかかわらず、以前にもまして増えた、真剣な、少なくとも「なんだこのブログは?」と違和感と関心を持っていただけている読者諸氏に対し、感謝の意を表明したいことと、さらなる新しい読書体験を提供するためのガイドとして…。

ありがたいことに、かつてもわざわざブログ冒頭までさかのぼって、古い記事にコメントを書き込んでくれた女性読者がおられました。そして僕の幽閉されていた期間のはじまりである、2009年の夏のあのときがやってくる直前まで、ストーリーを楽しみ、登場人物に心を重ねておられたのです。暗闇の中で僕は、そういった読者の方に対し、予期しえぬ理由からとはいえ、一頓挫を余儀なくされた自分を、あるときは責め、しかしもうどうしようもない、というあきらめに、消極的に身を委ねていました…。

話をもどしましょう。

〈2009年夏までのあらすじと、ポイント〉

かつて僕の地球での最初の日、僕は埼玉県のとある田舎町住む、平凡なサラリーマンである、「タツオ君」の家の庭に、彼を訪問すべく着陸しました。彼は僕が来ることを知っていました。なぜなら彼は生まれつきのコンタクティであり、それまでに何度も、僕の存在をとらえ、メッセージを送ってきていたからです。彼の家族は、彼に良く似たもの静かな奥さんである「マコさん」、二人の子供たち(いまはだいぶ大きくなっています)、「サキちゃん」と「サトくん」らでありました。彼らは宇宙から降ってきた猫型宇宙人に何の偏見も持たずに、僕と宇宙船とをかくまってくれたのです。

また、彼は芸術家でもありました。このブログ内でも彼の絵画作品や、詩が登場しています。天性のコンタクティーであり、アーティストでもあるタツオ君は、家族のためサラリーマン生活を余儀なくされてきましたが、その苦悩はアクセスの多かった「タツオ君の病気」というパートなどで語られているように、かなり深刻でした。
僕は彼に、影のように寄り添いながら、その日、その日の出来事に関連して、このブログ内で高次元の宇宙哲学を語って来ました。中には僕の故郷の仲間、「ロザリオ」という存在が、肉体を持たずに現われたりします。そんな中でタツオ君はより意識を進化させてきました。その進化のために、僕がタツオ君に特殊な処置を施す、という場面もありました。しかしその進化がなんのために必要なのか、ということが詳しく語られることはありませんでした───。

いかがでしょうか。この物語を読み解くのに少しは参考になると思うのですが…。前回の続き、つまり「ピーチはタツオ君にウォークインするのだろうか?」という疑問の答えを待っていらっしゃった方にはごめんなさい。次回からは回想編「暗黒の二年間」の本筋にもどります。

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DEBDYLAN

雨は大丈夫ですか?

by DEBDYLAN (2011-07-19 23:13) 

peach

★DEBDYLANさんありがとう。
いやー、雨、夕方までひどかったですよ。
それも徒歩で外出、ずぶ濡れになって電車にのりました。
by peach (2011-07-20 01:39) 

haku

有名な先生から激励を受けたんですか!!
凄いですね~♪
頑張ってくださ~い! (^0^)ノシ
ツェッペリンも大好きです♪ ^ー^
by haku (2011-07-20 06:30) 

peach

★hakuさんありがとうございます。
ツェッペリンは1st.からCODAまでどれも完成度高いですよね。
奇跡ですよ。
中でもぼくは「天国への階段」の入ったいわゆる「4枚目」と、
「プレゼンス」が好きですかねえ…。
by peach (2011-07-20 12:02) 

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