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地球は僕の第二のふるさと [絵画作品紹介]

よく晴れた昼間が去り、夜が来た。太陽の暖かさがこんな時間まで残っているのは、まさに春がやってきたからだ。風はおだやかに僕らを包む。もう電車も走らない、時の沈黙の中に、この山里はあって、自身眠っているかのように、ゆっくりと呼吸している。そして目を閉じれば、虹色に光り輝く世界が、僕と故郷の絆を再確認させる。
地球にきてもう、まる5年が過ぎ去ろうとしている。肉体的には孤独であり、職務に尽しきった5年間であった。地球のだれもが、まるで自分の子供のように愛おしく思える。地球は僕の第二のふるさとだ。

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▲無題

タツオ君はマーカバを乗りこなし、好きなスピードでさまざまなところへ行っている。タツオ君自身どこへ行ってきたのかわからないという場合もあるが、どこへ行っても、新しい発見があるようで、情報とひらめきを得て、充実した毎日を送っているようだ。先日、アルシオネまでいったようだが、タツオ君は「青い太陽のすぐそばまで行った」と言っている。星々の間を、超高速で突き抜けながら、巨大な天体までゆくというのは、実に荘厳な体験だ。今は情報を再び表現に変えようとがんばっている。新しい作品に試行錯誤して取り組んでいる。もうすぐ本当に新しいなにかが、生まれ出るかもしれない。

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タグ:絵画
nice!(4)  コメント(2) 
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コメント 2

かぴー

いい文章でした。絵も、その表情がいい。
青い太陽の近くまで、僕も飛べるだろうか・・・。
by かぴー (2009-03-19 16:05) 

peach

★かぴーさん、コメントありがとう。おかしな宇宙人ブログですが、今後ともどうぞよろしく。
by peach (2009-03-19 23:52) 

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